診療科
Clinical Department
ペインクリニック外科
診療案内
当院では、令和7年4月より『ペインクリニック外科』を開設し、外来診療を開始しました。
年齢問わず、どんな人も生きていれば「痛みの体験」はつきものです。痛みは身体の異常を知らせる警告信号としての役割がありますが、痛みが長引くと精神状態や生活に支障を来すようになり、社会生活が送れなくなってしまうこともあります。
そのような痛みに困っている方々に寄り添うのがペインクリニックです。どのような世代の方でも痛みに困っている方は、慢性的な痛みになる前にぜひ受診をしていただきたいと考えています。特に帯状疱疹は発症早期に痛みの治療を開始することが肝要と言われています。痛みに関する正しい知識についても共有し、患者さまと共に痛みに向き合い最善の治療を考えていきます。
特徴

ペインクリニック外科で扱うよくある症状
①腰痛
②首の痛み
③手や足のしびれ
④頭痛
⑤帯状疱疹後の長引く痛み などがあります。
そのような痛みに対して神経ブロック注射などを主体とした治療を行います。
注射が怖いと感じられる方も多いと思います。神経ブロック注射は薬の治療よりも効果が出るまでの時間が短く、特に痛みが強い方には有用です。
また、手術とは異なり、注射後はいつも通りの生活が可能です。経験豊富な医師が痛みを最小限にした注射を行いますのでご安心ください。
ご自身や身近な方が痛みでお困りの場合にも気軽に受診していただければ幸いです。お力になれるよう尽力いたしますので、なにかご不明の点などがありましたらいつでもご連絡ください。
神経ブロック注射を希望される患者さまへ
(1)神経ブロックを行う際の合併症の1つに “出血” があります。血液サラサラの薬を内服されている場合にはブロック注射ができない場合や、休薬が必要となる場合があります。受診される際は、今一度これまで治療を受けてきたご病気の確認とお薬手帳の持参をお願いいたします。
(2)神経ブロックを行う際は行ったあとに異常がないことを確認するための “安静時間” が必要となります。長い場合は数時間要することもありますので、神経ブロックをご希望される方は午前中の受診をお勧めしています。
担当医より
福岡県内の大学病院や東北のペインクリニック単科施設で透視下ブロックを中心に理学療法、心理療法を含めた集学的な痛みの治療を学んでまいりました。痛みでお困りの患者さま一人ひとりに寄り添い、その方に合った医療を提供できるよう真摯に対応して参ります。
こんな症状でお悩みの方へ
- 腰の痛み、足の痛み(坐骨神経痛、膝の痛み)
- 肩こり、頸(くび)の痛み、肩の痛み、腕〜手の痛み
- 帯状疱疹の痛み(帯状疱疹ワクチンの相談)
- 手術後の痛み
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片頭痛
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多汗症